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一方宇宙では、何者かが地球の静かな平和を壊そうとしていた。巨大な宇宙船が地球へとむかっていた。その中で、巨大なパワーをもった者が王座に座っていた。ナッチ(Lord Nutti)と呼ばれる者が彼に近づいて話した。 「ジール様(Mighty Zeel)、5分ほどで地球に到着します。」 ジールは目前に迫ったリベンジの実現に酔っていた。そして、自分の生い立ちを思い返していた。 ベビー、ドクター・ミュー、リルド将軍が倒されたあと、惑星M2で大きな戦争が起こった。一方はドクターミューによってつくられた帝国の再建をもくろむマシンミュータント勢。もう一方は軍隊のない新しい生活求める、ギルのようなロボット勢。 300年後、そのひどい戦争はあとからやってきたツフル人の勝利によって終わった。ツフル人たちは最高の知能をもったサイボーグ、セイバー(Sabor)を完成させた。セイバーはもともと、ドクター・ミューが、ベビーをより強くするための研究を手伝わせるためにつくろうとしていたサイボーグだった。 セイバーは破壊されたドクター・ミューの研究所を再建しはじめた。150年後、研究所は完成した。そして、完璧なツフル人を生み出すプロジェクトがはじまった。 セイバーはベビーを超える新しいクローンを生み出すために、新しいツフル人の王の細胞を使った。サイヤ人の侵略が及ばなかったところで少数のツフル人は生きていたのだ。セイバーはその完璧なクローンをジールと名づけた。ジールはもともとツフル王の名前だった。セイバーはジールに、生命エネルギーを吸収してパワーアップできる力を与えた。ジールは常温で融解可能な金属に似た物質でできていた。セイバーはこの計画を250年かけて完成させた。 そしてジールはセイバーと三人の科学者を連れて、リベンジを果たすために地球へ行くことを決意した。ナッチは宇宙征服後、ジールのパブリック・リレーションをサポートする側近であり、グレイン(Greyn)とクテンゴ(Kutiengo)はセイバーのボディガードである。 |
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